「起業」について、高校生向けの起業家育成で日本一の実績のある専門企業がワオ高向けにカスタマイズした専用のカリキュラムで「2年間」しっかり学び、本気の起業を目指すプログラムです。
起業に挑む中で、社会と向き合い、自分の理解を深め、自分がやりたいことを実現するスキルを身につけます。
卒業に必要な単位科目とは別の、通信制高校ならではの自由な時間を活用した社会に直結する学びです。別途、お申込みと費用が必要です。詳しくは個別相談でご案内いたします。
アントレプレナー(起業家)とは、世の中に新しい価値(仕事、商品やサービス)を生み出す人です。
商品やサービスは、受け取ってくれる誰かがいないと成立しません。だから、起業家を目指すには、まず社会に目を向けることから始めます。
社会には様々な課題があります。そのすべてをあなた一人で解決できるわけではありません。自分が得意なこと、好きなことで、解決できることはないか、焦点を絞ります。
そして、「社会の課題」と「自分にできること」の「掛け算」の中から新しい商品やサービスを生み出すことができます。
みなさんの多くは、これまでは学校の中の世界を中心に生きてきたと思います。 でも、これから先の将来の方向性を見つけるためには、社会に目を向け、自分を知ることこそ必要ではないでしょうか。
その上で、高校生のうちに起業家になるもよし。起業を目指す学びの中で自分に足りないものに気づき、それを補うために大学で学ぶもよし。自分自身の将来に、具体的な目的が見えてくると思います。
自分自身として、一度、本気で社会と向き合ってみる。
これが、高校生「だから」起業を学んでほしい理由です。
起業というと、「天才」や「カリスマ」と呼ばれる「特別な人たち」にしかできないことだと思うかもしれません。
確かに、誰かから教わるわけでなく、独力で成功をつかみ取れる人には特別な才能があるのかもしれません。
しかし、本来、起業に必要な能力は、「学習によって身につけることができる」と、マサチューセッツ工科大学(MIT)の起業家育成カリキュラムが証明しています。
1. 起業はひとりでおこなうものだ
⇒ いいえ。多くの起業家は仲間とチームを作って成功しています。大事なのは信頼できる仲間を集めることです。
2. 起業家はみんなカリスマ性を備えている
⇒ いいえ。カリスマ性は長期的には役に立ちません。
3. 起業家になれるかどうかは、生まれ持った素質で決まる
⇒ いいえ。起業は、学習可能な行動とプロセス(過程)です。
(『ビジネス・クリエーション!』ダイヤモンド社刊より)
もし、あなたが、将来、他の人と同じように企業や組織に就職することに「違和感」を感じているのであれば、自分には無理だ、と決めつける前に、正しいメソッドを学び、自分自身として直接社会に貢献できる「起業」という選択肢を持ってほしいと思います。
近年、社会人向けの起業セミナーや起業のためのスキルを学べるビジネススクールが増えています。
グローバル化、AI化、そしてコロナ禍。これまでとはけた違いのスピードで社会が変化する中、従来の「企業に就職して、一生食べていく」ということが、どんどん難しくなっています。
一方で、ITを始めさまざまな技術、サービスの進化で、新しい商品やサービスを始めるためのハードルはどんどん低くなってきています。
起業家といっても、最初から最後まで起業家でいるとは限りません。
若いうちに一度起業し、社会のニーズ、自分のやりたいこと、得意なことと向き合った上で、改めて企業に就職する人。逆に、大学を出て一度企業に就職し、さまざまなビジネス経験を積んだ上で、起業する人、人それぞれです。
みなさんが生きていくのは「人生100年」の時代です。
これまでのように60代で定年を迎え、その後は年金で余生を過ごす、ということは難しくなるでしょう。一方で、ライフスタイルの変化や医学の進化もあり、70代や80代でも元気に、活動することも可能になってきました。
20代で社会に出て、70代、80代まで働く。そんなことが当たり前になります。
その間、ずっと誰かがあなたを「雇い続けてくれる」とは限りません。
社会も企業も変わります。その変化の中で、たとえ一時でも、自分で仕事を創り食べていく「起業」という選択肢を持っていることは、不安定な社会を生きていく上で、強い武器になります。
高校生向けの起業家育成事業で日本一の実績を誇る株式会社タクトピアの監修による専用のカリキュラムで、2年間、しっかり学んでいただきます。
カリキュラムのベースは、マサチューセッツ工科大学内の起業家育成メソッド「24 STEPS」。それを日本の高校生がゼロからでも学べるように最適化しました。
2年間という長期にわたり、知識と思考法、そして商品開発からマーケティング、資金調達まで、起業家になるためのスキルと実践を学べるオールインワンの教育カリキュラムとしては、全国でも非常に稀有なコースです。
高1の10月~高2の9月までの1年間を基礎コース、高2の10月から高3の9月までの1年間を実践コースとしています。
■ 高1の10月~高2の9月の1年間
時期 | 学ぶ内容 |
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1週~5週 | 「どんな問題を解決したい?」(課題発見) |
6週~10週 | 「誰を幸せにしたい?」(ターゲット層の明確化) |
11週~15週 | 「何を届ける?」(商品をイメージする) |
16週~20週 | 「出会いと幸せのストーリーを描こう」(顧客接点・CM戦略) |
時期 | 学ぶ内容 |
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21週~25週 | 「試作品をつくろう」(プロトタイプ制作) |
26週~30週 | 「継続性を生み出そう」(収益モデルの設計) |
31週~35週 | 「アイデアを世界に発信しよう」(ビジネスピッチに挑戦) |
36週~40週 | 「最終発表」(ビジネスピッチで評価を受ける) |
■ 高2の10月~高3の9月の1年間
時期 | 学ぶ内容 |
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1週~5週 | 「チームマネジメントとは?」(事業を成功させる組織作り) |
6週~10週 | 「カスタマー・プロブレム・フィット」(マーケティングの神髄) |
11週~15週 | 「プロダクト・マーケット・フィット」(商品情報を顧客に届ける) |
16週~20週 | 「サービスイン」(事業運営の基礎を学んで、実践あるのみ) |
時期 | 学ぶ内容 |
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21週~25週 | 「自分とチームを整える」(チーム運営) |
26週~30週 | 「伝える力を鍛える」(製品名、デザイン、コピーライティングの改善) |
31週~35週 | 「持続可能に運営する」(資金調達・中期計画) |
36週~40週 | 「最終発表」(事業の振り返りと今後の活勤予定) |
上記は現在開発中のカリキュラムです。今後、よりよい学習効果を求めて、内容等が更新される場合があります。あらかじめご了承ください。
ワオ高のオプションプログラムは専門制の高いカリキュラムで、一人ひとりに丁寧な指導を心掛けています。 そのため、1つのプログラムにつき1学年50名までの定員を設けております。 入学後でもお申込みは可能ですが、定員に達していた場合には受講いただけない可能性もあります。
本プログラムにご興味がおありの方は、お早目にご相談ください。
(注)アントレプレナー養成プログラムを受講するには、ワオ高校への入学手続きを済ませた上で別途お申込みが必要になります。
詳しくは「ワオ高等学校 2021年度募集要項」をご参照ください。
タクトピアは、「グローカルリーダーの発射台」というミッションのもと、多様性あふれる仲間との「圧倒的な原体験」の共創を通じてグローカルリーダーを育成する、新しい学びを提供するラーニングデザイン・ファームです。海外研修、国内研修、英語学習、講演など多岐に渡るプログラムをご支持いただき、2021年8月時点で、25,000名 以上に参加していただきました。今後もよりわくわく・充実したプログラムをご提供し、21世紀を生き抜く次世代型のリーダーを育成して参ります。